
三津池のこだわり
当店でお造りする蒲鉾には、先代から受け継いだ、
「良い蒲鉾作りには、良い素材と良い水と塩」
の教えのもと、鮮度の良い魚肉をはじめ、長崎崎戸のお塩、北海道産ばれいしょでん粉、雲仙普賢岳の銘水、すべてにおいて、良い蒲鉾作りに適した素材を使用しております。


とうふ蒲鉾誕生の歴史
当店は明治31年に創業以来、島原特産の手作り「ひろす蒲鉾」の製造を行い、戦時中は軍御用達商人として、陸海軍雲仙保養所に納品しておりました。
新鮮な海の幸と自家製豆腐が生み出す旨み、香り、やわらかさ魚肉タンパクと、大豆タンパクの栄養満点、職人自慢の手作り豆腐蒲鉾。
淡泊な味わいの中に奥の深い旨味を持つ厳選されたスケトウダラのすり身を使用。ふくよかな甘さを持つ自慢の水に前日から浸した大豆をコトコトと炊きあげ、甘く香り豊かな深い味わいに仕上げた自家製豆腐を使うのがこだわりです。
全国蒲鉾品評会で各地の県知事賞を受賞し、2005年度は水産長賞を受賞するなど、定評があります。
有機JAS認定 こだわりの商品作り
JAS認定の為、農薬・化学肥料・除草剤を一切使わず、手作業での雑草除去を行うのはもちろん、年に一度の更新や、書類審査・講習・農場検査など…仲間たちと支え合いながら、様々な過程を経てようやく有機JAS認定を受けることができます。
受け継がれる伝統製法
長崎古来の伝統製法「低温坐り工法」でお造りいたします。
低温度帯(10℃以下)で一晩(約14時間)ほどじっくり熟成させる事でかまぼこの肝である、しなやかであるがしっかりとした食感をつくりだします。
時代遅れの製法ではありますが、手間隙を惜しまずお造りしています。

先代より受け継がれる素材の鮮度見極めは代々の技法継承です。

約16時間ほど雲仙伏流水に浸漬させます。豆乳のみを使用し寄せ豆腐と絞り豆腐を作っていきます。

蒲鉾専用の特殊な機械を用いて鮮度の良い魚肉すり身と自家製お豆腐を職人の勘でしっかりと混ぜ合わ背ます。

日々の気象天候に併せて適宜すり身の状態を確認。擂りあがったすり身は、肌つやが良く活きが良いのが好しとされます。

擂りあがったすり身を型枠に詰め込む作業です。すり身内の気泡を脱気しながら丁寧に成型していきます。

しっかりと中まで火が通るように温度調整しながら約45分ほど蒸していきます。蒸しあがりは、プリッとフワッとした食感。

素材の旨味を引き出す自慢の逸品をお届けします

受賞暦
2001年
・全国蒲鉾品評会 各県知事賞受賞
・長崎県水産加工振興祭 長崎県知事賞
(山口、新潟、愛知県知事賞)
2003年
・全国蒲鉾品評会 各県知事賞受賞
2004年
・全国蒲鉾品評会 各県知事賞受賞
2004年
・第58回全国蒲鉾品評会
水産庁長官賞 ほか